暑い日が続くと、扇風機やクーラーを一日中使うご家庭も増えますね。
長く使っている製品は、見た目に問題がなくても、内部の部品や電源コードが劣化していることがあります。
「いつもと音が違う」「焦げたようなにおいがする」と感じたら、そのまま使い続けず、早めに確認することが大切です。
扇風機はここを確認しましょう
運転中の扇風機に、次のような変化がないか確認してみましょう。
- 羽根の回転が遅い
- 羽根の回り方が不安定
- スイッチを入れても、すぐに回らない
- 首振りの動きがぎこちない
- 首振りが途中で止まる
- 「ガラガラ」「ブーン」など、普段と違う音がする
- モーター部分が異常に熱い
- 電源プラグやコードが熱くなっている
- 焦げたようなにおいがする
- 電源コードに傷や変色、折れ曲がりがある
- 電源が入ったり切れたりする
古い扇風機は、内部の部品や配線が劣化していることがあります。
小さな異常が火災につながることもあるため、「少し変かも」と感じたら、無理に使わないようにしましょう。
クーラーはここを確認しましょう
クーラーは、室内機だけでなく、電源プラグや室外機の様子も確認しておくと安心です。
- 室内機や室外機から普段と違う音がする
- 焦げたようなにおいがする
- 電源プラグやコンセントが異常に熱い
- プラグやコンセントが変色している
- コンセントへの差し込みがゆるい
- 電源コードに傷や変色がある
- 電源コードが無理に折れ曲がっている
- 冷えにくくなった
- 運転中に何度も止まる
- ブレーカーがたびたび落ちる
- 室内機から水が漏れている
- 室外機の吸い込み口や吹き出し口が物でふさがれている
クーラーは、延長コードやテーブルタップを使わず、専用のコンセントに直接つなぐことも大切です。
電源コードを継ぎ足したり、自分で修理したりすると、異常な発熱や発火につながるおそれがあります。
異常を感じたときは使用を中止しましょう
気になる音やにおい、熱などを感じた場合は、無理に使い続けないでください。
運転を止め、電源プラグを抜いてから、購入した販売店やメーカーに相談しましょう。
焦げたにおいや煙が出ている場合は、製品に近づきすぎず、まずは安全を確保してください。
火が出ているときは、無理に対応せず、119番へ通報しましょう。
古い扇風機やクーラーを使い続けると、どんな問題が起きる?
古い扇風機やクーラーは、動いているからといって、必ずしも安全とは限りません。
長年の使用によって内部の部品や配線が劣化すると、思わぬ事故や不具合につながることがあります。
出火や発煙につながることがある
扇風機のモーターや内部の配線、クーラーの電源コードやコンセントが劣化すると、異常に熱くなったり、ショートしたりすることがあります。
焦げたようなにおい、煙、普段と違う音がある場合は、火災につながるおそれもあるため、すぐに使用を中止しましょう。
電気代が高くなることがある
古いクーラーは、新しい製品と比べて省エネ性能が低い場合があります。
また、フィルターの目詰まりや部品の劣化によって冷房効率が下がると、部屋を冷やすために長時間運転しなければならず、電気代が高くなることがあります。
扇風機も、モーターや回転部分に不具合がある状態では、正常に動かなくなることがあります。電気代への影響はクーラーほど大きくないことが多いものの、動きがおかしい製品を使い続けるのは避けましょう。
冷えにくくなり、体調に影響することがある
古いクーラーは、設定温度を下げても部屋が十分に冷えないことがあります。
「動いているから大丈夫」と思っているうちに室温が上がり、熱中症につながる可能性もあります。特に高齢の方がいるご家庭では、室温を確認しながら使うことが大切です。
突然動かなくなることがある
部品の劣化が進むと、暑い日に突然停止することがあります。
気温の高い時期は修理や買い替えの依頼が集中することもあるため、異音や冷えにくさなどの変化に早めに気づくことが大切です。
水漏れやコンセントの異常が起きることがある
クーラーの排水部分に詰まりや不具合があると、室内機から水が漏れることがあります。
また、電源プラグの変色、コンセントのゆるみ、コードの発熱などを放置すると、故障だけでなく感電や火災につながるおそれもあります。
古い製品を使っている場合は、「まだ動くから」と無理に使い続けず、音やにおい、熱、冷え方などを定期的に確認しましょう。
少しでも気になる変化があれば、電源を切ってプラグを抜き、販売店やメーカーに相談すると安心です。
ご実家の扇風機やクーラーも確認を

ご自宅だけでなく、ご実家で使っている扇風機やクーラーも、帰省や電話のついでに確認できると安心です。
「変な音はしていない?」
「焦げたようなにおいはしない?」
「コードやプラグは熱くなっていない?」
そんなひと言が、夏の事故を防ぐきっかけになるかもしれません。
暑い時期を安心して過ごすために、いつもと違う小さな変化を見逃さないようにしましょう。

